コーチングより大切なカウンセリングの技術読んでみた

ご縁頂きありがとうございます。

霊視×コーチング×カウンセリングで
「居心地のいい自分を作る」専門家
吉蝶堂です。

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今日はお久しぶりに
読書共有です!

今回の本はこちら🎶

コーチングよりも大切な
カウンセリングの技術

漫画が織り交ぜてあって
比較的ライトな本です。

わかりやすくて
私的には気付きも多かったので


今回は速読ではなく
時間をかけて読んでみました。

職場でどのように
カウンセリングを役立たせるのか
この視点で書かれている本です。

まずはケースごとに
上司と部下のやり取りが
漫画にしてあります。

場面ごとに上司がおこなった
カウンセリング技術の説明や

コーチングやティーチングとの
違いの説明と続きます。


人間性心理学を基にしているので
基本的に批判したり
ジャッジしたりを排除した
カウンセリング手法がメインです。

「人間性心理学」とは

主体性・創造性・自己実現といった人間の肯定的側面を強調した心理学の潮流である
人間性心理学に属する理論・療法には、実存分析現存在分析、マズローの自己実現理論来談者中心療法ゲシュタルト療法交流分析エンカウンターグループフォーカシングなどがある。

Wikipediaより

最近色んな会社で取り入れられている
1 on 1はここが源流なんですね。

この本によると
1 on 1は「心理的安全性」を
確立するためのものなんだそうですが

そもそも上司がカウンセリングの
立場に立っていないと
形骸化しちゃうんじゃ??

なんて、余計な勘ぐりを
しちゃいました💦

まぁ、だからこそ
管理職などマネージメントされる方に
おススメされているんでしょうね

最近はコーチングを
マネージメントに取り入れる
流れがありますよね~

コーチングとカウンセリングを
どう使い分けたらいいのかも
本書では説明されています。

コーチングとカウンセリング
同様の技術を使う場面もあるけど


根本的に目的の違いを
理解して使い分けることが
大切なんだそうです。

コーチングは本人の望む
「目標達成」が目的で

カウンセリングの目的は
「全人格的な成長」だといいます。

「全人格的な成長」とは 
自身の本当の感情とか欲望に
気付き認知すること

自分でも気付かなかった
本当の自分と出会い、統合し
本来の自分に還ること

作者の小倉広さんは
「全人格的な成長」を目的としている
カウンセリングであるからこそ

精神疾患や神経症などの
治療の一環としてだけでなく

健常者の誰にでもあるような
マイナスな気分を受け止める
カウンセリングが必要だと言ってます。

ここまでのカウンセリングを
管理職の方が行うのはどうでしょ💦

本来の自分を社内の人に
晒すというのはリスキーですし


よっぽどの信頼関係がないと
難しいと感じました。

本書では色々なカウンセリング
技術を紹介していますが
その中で印象的なものをひとつ。

人は話をするときに
「レポート」を話す

「レポート」っていうのは
起きたことや感じたことが
要約されたものということです。

すでに話している人の目線で
加工されているということを
理解して聞くことが大切。

なので質問するときは
「エピソード」を具体的に
映像化できるように聞くこと

「いつ」とか「誰が」とか
「どういう経緯で」とか

そうすることで出来事を
客観的に見ることが出来る

この視点があれば
悩みの本質や物事の本質を
早く見つけることができそう!

どうでしょうか。
なかなか役に立ちそうでは
ないでしょ?

子供の話を聞くときにも
役立ちそうな視点ですよね~

こちらの本は
私的には共感する部分も多くて
面白かったです!

読みやすいので
興味ある方は是非
読んでみて欲しいなと思います。

🌟皆様に吉兆が訪れますよう
祈りを込めて🌟

吉蝶堂  拝

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